小児医療センターに行ってきた件。
12/8(木)に岩槻の県立小児医療センターに行ってきました。
なんだか書くのも気持ちが落ちちゃうから書かなくてもいいんだろうけど…記録です。
やたら暗い内容で読んでも内容は薄いので、気の向いた方だけどうぞという感じです。
電話予約したときに「血液検査・MRI・睡眠時検査を行う場合がありますので半日はかかると思ってください」と言われていて子が半日もつか心配だったのだけど実際には内診と行動検査くらいで済んだので病院にいた時間は2時間弱程度だった。
受付を済ませて問診票を書くのだけれど、結構ことこまかに書かなくてはならず、妊娠中の状態からいろいろ。今までの妊娠・流産の情報もしっかり書かされた。母方の遺伝情報は細かく聞かれるのに父方のほうは夫の簡単な情報のみ。なんだか全てが私のせいだと責められているようで辛い。そんなに女性側の影響が大きいのだろうか。
精神科の男性医師が診察。子は看護師とおもちゃで遊びその様子を離れた位置で医師が確認。遠城寺式乳幼児分析的発達検査法という検査方法で親から普段の様子を聞き取り。
見立てでは今の状態は1歳4ヶ月、つまり5ヵ月くらいの遅れがあるとのこと。ただ、この時期はまだこのくらいの遅れはあることで、男児なので遅いのは仕方ない。歩き始めが遅い分、これから急にできることが増えて発達が進む可能性があるのでまずは様子見。療育に今すぐ通うということはない。普段の生活を続けて半年後にどこまで進んでいるか確認してから今後のことを決めましょうとのこと。
「いわゆるグレーゾーンです」と言われたのだけど、この時期のこどもはみんなグレーな部分がありますよと。
市の健診では結構いろいろきついこと言われたのですが…と話すと「やはり保健師は専門ではないので脅しではないですが余計にいろいろ言う人はいるかもしれません。」ちゃんと専門医に観てもらうために強めに言ってるんでしょうね…と慰められた。
(保健師、2か月後に必ず電話しますって言ったのに全然かかってこないし。やっぱり保健センター信用できない。)
でも半年も観察しているだけでいいんだろうか?医師が言うには発達がものすごくゆっくり、もしくは今と変わらないという場合もありうるし、今できていることができなくなることもある。そのときは電話で相談してくださいとのこと。できなくなるということもあるのか…と思うとなんだか恐ろしい気持ちになった。
言葉が出ないし絵本も好きじゃないしどうしたらいいでしょうか?と尋ねると「とにかくたくさんほめてあげてください。ほめると自信につながって次の段階に進むこともあります。」とのこと。ほめてるつもりなんだけど足りないのかな。絵本も投げられても読んであげてください。テレビだと一方通行で受け身なので絵本だとコミュニケーションがあるので発語につながりますと。
診察ではだいたいネットや本で調べたことと同じようなことを言われた。遅れも予想していたあたりだったし、やっぱりグレーゾーンか…という感じ。本当に半年何もしなくていいのだろうか…もちろん今の年齢では発達障害なのか、精神発達遅滞なのかもわからないし。結局重たい気持ちが残ったままだった。
ただ、病院はとても居心地の良い場所だった。こどもにやさしい作りになっているし本当にいろいろなこどもたちが受診していて、でもみんなそれぞれ病気があることが当たり前の雰囲気なのがこちらの心を軽くしてくれるというか。
受付に広いキッズスペースがあって子を入れてみたらほかのこどもたちの後ろを笑いながらよちよちと追いかけていてうれしくなった。今まで全然しなかったことなので。たぶん子にとってもストレスを感じなくて済む場所だったんだろうな…。なじんでる子を見るとやっぱりこういう空間ではいつもと違って楽しそうな表情を見せるのだから何かしら抱えてるものはあるのかもしれないと思う。
会計が終わって外に出たら2組の親子が入り口で写真を撮り合っていた。岩槻にあるこのセンターは12月末でさいたま新都心へ移転するのだ。「もうここにこれないなんて寂しいですよねぇ」と言い合っていてそうか、生まれた時からお世話になっているこどもたちもたくさんいるのだなぁと思ったら初めてきた場所なのに寂しく感じた。
とにかく、半年の様子見。あまりあてにならないが保健センターの2歳児健診には行かなければ。(2歳児健診も必ず来るように保健師に言われているので…)ほかの発達に詳しいクリニックに行くべきかも悩んでいる。